みなさん、自分の理想の暮らしってありますか？

どんな暮らし方が気持ちがよいかは人それぞれ。

正解も不正解もありません。

今回は、『理想の空間の基本的な考え方』という
あくまで1つの考え方として参考にしていただけたら嬉しいです♪

———-理想の空間の基本的な考え方———–

①自然との整合性がある空間であること

太陽は東から昇り、西に沈みます。春は夏となり、
秋を迎え冬となり、その次は春になる、
この当たり前の自然と整合性のあることが
理想の空間の条件です。

誰しもが、日当たりが良く、風通しも良く
気持ちよく自然を感じる空間に居たいと思い、
逆に一日中陽の当たらない、ジメジメしたところには
住みたくありませんよね。

②目的に応じた空間であること

朝日が一番早く差し込む東側に寝室があると
いつまでも寝ていることが出来ず
早く起きることになりますし、
西側で寝る人は夜型になりやすくなります。

北側は静寂で、南側は動的です。

③凶方位と言われる
「鬼門」と「裏鬼門」とは・・・

【北東】
（鬼門位置）は陽が当たらず、
寒くて湿気が多い位置で、
空気の流れを塞ぐと腐敗した空気が
澱むようになります。

【南西】
（裏鬼門位置）は太陽が西に傾き始めるところで、
沈む太陽は物を発育するより、腐敗させる力として
働きます。

…しかし！！
鬼門【北東】と裏鬼門【南西】のない家もありません！

★対処方法★

・不浄のもの（トイレ、浄化槽、出入り口、
ごみ箱など）がないようにする。

・居室にせず、応接ように一時的に使用するような
空間にする。
（北東は女性の居室には使える、
また、南西は男性の居室には使える）

・既に、鬼門に不浄のものがある場合や、
欠けや張り（出）がある場合は、清浄を心がける。

④その他注意の方位

【北】は水の気なので、コンロなどの火は避けます。

【南】は火の気なので、浴室などの水は避けます。

ここまで、家相の基本をお伝えしてきました。
家相に基づいた家づくりを考えられている方の中には

家族の生年月日だの方位だの、色だの形だの･･･
こんなにあれこれルールがあるんじゃあ、
家なんてとても建てられないよ。

と、途方に暮れてしまう方も多いのではないでしょうか。

家相学は法律ではありませんので
（一部、建築基準法とリンクしている部分もありますが）

「絶対にこの通りに建てなければならない」
というものではありません。

ご本人が

「自分は家相には振り回されない！」
「たとえ悪いことがあっても、それは家相のせいではない」

とポジティブに捉えられるのであれば
どの方位に玄関や水回りを作ろうが
全く問題ないのです。

どんな奇抜な形の家でも良いですし、
ど派手な外壁色でもOK！
それは個人の自由なんですよ。

ただ、北側にトイレやお風呂があると寒くないですか？
日が落ちる方向（西）で寝る･･･って
なんとなく出世できない感じがしませんか？

複雑な形の家やあまりにカラフルな外壁の家って
なんだか目が疲れませんか？

･･･これらは「感覚的なもの」ですが、

その“感覚”にこそ
心地よい家造りのヒントが隠されているのです。

次回は、
『リフォームを成功させる10の質問』を
ご紹介します♪

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