ヒートショックという言葉をご存知ですか❔
ヒートショックは、近年社会問題にもなっており、
安全なはずの自宅内で高齢者の死亡事故を引き起こしてしまう
非常に恐ろしい現象です。
ヒートショックを防ぐためにできることをまとめてみましたので
参考にしてみてください❗️
①ヒートショックって何❔
ヒートショックとは、
急激な温度変化がからだにもたらす悪影響のことです。
血圧や心拍数が大きく変動し心筋梗塞、心不全、脳卒中などの、
突然死の原因となります💦
特に、冬は入浴中の死亡事故が多く発生し、
なかでも!
ヒートショックが原因での死亡率が高いと言われています。
②ヒートショックの大敵は温度差!
ヒートショックを起こしやすい場所としては
【脱衣所】【浴室】【トイレ】などです!
これらの場所は、
日本では日当たりの悪い北側に配置されることが多いと思います。
北側は日が当たらないため、かなり冷え込みます。
全国の家における冬の寝室の平均室温は10℃、
トイレの室温は約8℃といわれています。
布団の中がだいたい30~32℃ですから、
深夜トイレに起きただけでも、20℃以上の温度差があることになります。
また、
これらの場所は扉を締め切っていることが多いため、
暖房器具で暖めているリビングなどの空気が扉により遮られ、
暖まることが中々難しい場所になってしまいます。
そこで!!
いくつか、ご自宅で自分でできる対策をご紹介します❗️
①家全体を暖め、温度差をなくす(扉は締め切らない)
②寒い部屋に移動するときは、衣類で調整する(何か羽織る)
③首回りや足元を温める(ネックウォーマーや靴下)
④深夜や早朝の入浴は避ける
⑤冷水での洗顔や手洗いを避ける
⑥あらかじめ、トイレや洗面所、浴室を暖めておく
温度差があれば血圧が上下してしまうのは高齢者だけではなく、
誰にとっても危険な症状だと考えなおきましょう。
そのため、家づくりをするときには、
最初からヒートショック対策を考えて必要となる設備選びが重要です❗️
③ヒートショックを起こさないための家づくりとは?
ヒートショックを起こさない家づくりにおいて、
まず考えておきたいのが高断熱住宅をつくるということです❗️
高断熱住宅は、外壁や内壁の間に断熱材を充填したり、
断熱性が高い窓を採用することにより、住宅全体の断熱性能を上げるものです。
断熱されていない家は、例えば、
夏なら強い日差しが屋根にあたることで
屋根面の温度が上がり小屋裏の温度も上がるので、
家じゅうが蒸し風呂状態💦
窓を開けてもまったく涼しくなりません。
高断熱住宅は冬場のヒートショック対策になるだけでなく、
夏場に外気温の影響を受けて
エアコンが効きにくいということも防いでくれるのです✨
高断熱住宅を実現すれば、
季節に関係なく室内の温度を適温に保つことが可能になり、
ヒートショックの可能性を下げ、
さらに冷暖房費の節約にもつながるのです。
④健康寿命をも延ばす温かい家
最近の研究から、暖かい家に暮らす人は、
寒い家に暮らす人よりも病気にかかりにくく、
健康寿命が長くなる傾向があることが分かっています。
健康寿命とは、
健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間と定義されています!
暖かい家は血圧を安定させて心疾患・脳血管疾患を減らし、
免疫力を保つことで感染症も減らします。
また生活習慣病や
ロコモティブル症候群(足腰の衰えや転倒)の予防にも有効です。
健康的な室温は21℃、18℃未満になると
健康リスクが増大すると言われています。
家全体を暖かく(18℃以上)保つことは、ヒートショックを防ぎ、
より健康的に長生きすることに繋がります❣️
当社でも、
お客様の健康をお守りする為のバリアフリーリフォームや
寒さ対策リフォームを行っています❗️
毎日の生きるを作るお家だからこそ、
寒さが厳しくなる前に一度相談していただければと思います😊